水戸八幡宮へ参拝|常陸國水府総鎮守の歴史と御祭神、おみくじで感じたこと

神社参拝

常陸國水府総鎮守・水戸八幡宮

今回お参りした水戸八幡宮は、「常陸國水府総鎮守」とされる神社です。お祀りされているのは、誉田別尊(ほんだわけのみこと・応神天皇)、息長足日売尊(おきながたらしひめのみこと・神功皇后)、姫大神(ひめのおおかみ)の三柱です。

本殿

拝殿の奥に鎮座する水戸八幡宮の御本殿。佐竹義宣公が慶長3年(1598年)に建立した、国指定の重要文化財です。

蛇に羊に三猿

十二支の像

境内を歩いていると、ウサギやサルなど、かわいらしい動物の像があちこちにありました。何の動物たちだろうと思って調べてみると、十二支の像なのだそうです。三猿(見ざる・聞かざる・言わざる)もいました。全部は写真に撮れなかったので、次に訪れたときは、ほかの動物たちも探してみたいと思います。

うさぎと龍

武内宿禰神社

武内宿禰神社には、荒魂社と和魂社があります。

武内宿禰神社の和魂社

武内宿禰は、神功皇后や応神天皇を支え、5代の天皇に仕えたと伝わる人物です。360歳まで生きたという長寿の伝承もあり、長寿の神様としても信仰されているそうです。

武内宿禰神社には、荒魂社(あらみたましゃ)と和魂社(にぎみたましゃ)があります。荒魂は神様の力強く活動的な働き、和魂は穏やかな働きを表す言葉です。

私は50代になってから、カッとしてイライラしてしまうところがあるので、二つのお社を見て、自分の中にある勢いと穏やかさについて考えました。おみくじでもよく心を静かにするよう教えられることがあり、「カッとしたときこそ落ち着こう」と自分に言い聞かせています。力強さも穏やかさも大切にして、うまく調和させていけますように、とお祈りしました。

青麻神社

私が特に興味をひかれたのは、青麻神社です。現地の案内には「日・月・星の三光神」と書かれていました。気になって調べてみると、青麻神社の総本社では、天照大御神、月読神、天之御中主神の三柱を三光神としてお祀りしているそうです。天之御中主神は『古事記』の最初に登場する神様。最近神話を読んで知った月読神と、天照大御神も一緒にお祀りされていると知り、この組み合わせがとても興味深く感じられました。

青麻神社と石尊神社の間には、おもかる石もありました。願い事を思い浮かべて持ち上げ、予想より軽く感じるか、重く感じるかで願いの行方を占う石だそうです。

水戸八幡宮の歴史

水戸八幡宮の始まりは、佐竹義宣公が常陸太田から水戸へ拠点を移した頃にさかのぼります。公式の由緒によると、文禄元年(1592年)、義宣公が崇敬していた八幡大神を水戸城内にお祀りしました。その後、本殿が建てられ、水府総鎮守の社と定められたそうです。

江戸時代には、水戸黄門でも知られる 徳川光圀公の寺社政策により、一度、現在の城里町へ移されました。その後、氏子たちの願いもあって水戸へ戻り、現在の地に鎮座しました。長い年月の間、この土地の人たちに大切にされてきた神社なのだと思うと、私もその歴史を知りながら手を合わせたいと感じました。

境内には、稲荷神社、金刀比羅神社、秋葉神社、松尾神社、水天宮、淡島神社、天満天神宮など、多くの末社も祀られています。境内はきれいに手入れされていて、歩きながら一社ずつお参りするのも楽しい時間でした。

水戸八幡宮へは、水戸駅からバスで約10分。水戸を訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

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